ちわさんぽ at Malaysia Kuala Lumpur

マレーシアでSIMPLE RICHな生活

妊娠して変わった仕事と復帰後の働き方

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先日の検診で、働きすぎ!と叱られました。
仕事は、1日4時間ぐらいにしときなさい。復帰しないならもう辞めてもいいくらいよ。と。
ストレスなのか、お腹が張っていて、少し出血もあったりして。
「もうすぐ40歳なんだから、自覚して。もう次はないんだから。
70歳のおばあちゃんになった気分で過ごしなさいね。」って先生。

残業しても20時には帰っていたし、午後から出社も多かったし、私なりに減らしていたつもりだったけど、甘かったようです。
打ち合わせに行くのに、電車乗り継いだり、歩いたりも多かったからかな。

思ったように仕事ができないし、突然休まなきゃいけなかったり、何かあってこれなくなったときのことを考えると、責任ある仕事をする=穴開けられない、というわけにはいかず、今までアシスタントに頼んでいたようなことを、メインの仕事としてすることになりました。

クリエイティブなことだったり、自分の裁量で動かしたり、アイディアを出したりするのが仕事だったのに、今はずべての情報が私に入ってくるわけじゃないから、うかつに意見も言えない感じ。

まあ、ぶっちゃけ、面白くなくなってしまいました。

頭ではわかる。
そういう立ち位置、しょうがないよなー。
私がマネージャーでも、そうしただろうなー。
迷惑かけたくないし、自分でも望んだこと。

そして、仕事より何より、お腹の命を守りたい。

わかるけど、この間まで下だった人の指示で動くのは、ちょっと切なく、ため息が出ちゃいます。

会社はありがたいことに、時短勤務をお願いしたら、快諾してくれたし、管理職は裁量労働制なので、お給料が減ることもないよ、と言ってもらいました。

いい環境で、みんなが最大限に気を使ってくれているのがありがたく、できない自分がもどかしく。

でも。。
これって、復帰後も同じ問題に当たるんですよね。
主人と協力して子育てしながら仕事して、フルで復帰する気マンマンだったけど。
こうやってみんな考えが変わっていくのかなあ。

もう前のようには働けない。というのが現実なのかもしれません。
職業人生、まだ半分以上あるのに。
ライフスタイルをよく考えて、働き方を変えていくしかないんだろうな。
復帰しても、今のようにアシスタント的なことしかできないなら、管理職は務まらないだろうしな。

ママSEが世の中に滅多にいない理由がわかる気がします。

育休は1歳になるまで取るつもり。
3月生まれなので、保育園にうまく入れられなかったら、もうちょっと伸びそうです。
その間に復帰後の働き方をしっかり考えて、環境を作っていきたいな、と思います。

妊娠って、本当に女性の人生を大きく変えますよね。
子どもが生まれるのは本当に素晴らしいことで、文句なしにありがたいことなんだけど、
正直、失うものもたくさんあるなあ、と感じています。

子どもを持たない選択をした友人も、そう選択するしかなかった友人もいるけれど、子どもを持たない人生も、子どももいる人生もやっぱりプラマイゼロになるようになってるんだろうな。

今から最高の、子どもというプレゼントを受け取るには、たくさんの大切なものを手放さないといけないのかもしれませんね。

うじうじしてないで、今は目の前だけ見てやれることをやっていこう、と思います。

ではでは。