少し前からブログにも書いてきたのだけれど、今日の健診で子宮口に胎盤がほんの少しかかっている、辺縁前置胎盤だと診断されました。
最近、多いみたいですね。何人かにこの話をしたら、私もそうだったよ、とか、奥さんがそうだった、という話を聞きました。
私も、病院で言われてなんのこっちゃ状態で、ネットで調べてやっとわかったので、ちょっと書いておこうと思います。
前置胎盤とは
子宮と、母体をつないでいる、胎盤。正常な胎盤は子宮の上のほうについていて、胎盤を通して、母体から血液が送られ、栄養や酸素が送られています。
でも前置胎盤は、その胎盤が子宮口の近くにあって、同じように血液を送っています。
ちなみに、母体と、赤ちゃんは血液型も違うので、血液自体を送るのではなく、へその緒、つまり臍帯で、個々に違う血液の成分は濾過され、どの血液も共通のものだけが、赤ちゃんに送られています。
胎盤が、子宮をふさいでいるものを、全前置胎盤、一部にかかっているものを部分前置胎盤、ちょっとだけ引っかかってる感じのものを、辺縁前置胎盤(私はこれ。)、かかってないけど、近いものを、低値胎盤、というそう。
前置胎盤のリスク
- 自然分娩ができない
胎盤が子宮口をふさいでいるので、赤ちゃんが物理的にでてこれないので、帝王切開になります。
- 早期胎盤剥離
子宮口に近いため、おなかが大きくなってくると、伸びやすい場所に胎盤がついているので、胎盤がはがれやすいのです。
風船を思い浮かべるとわかりやすいけど、風船を膨らますと、上のほうが先にのびて、口に近いほうは後からのびます。
胎盤が完成するのは安定期に入る15週ごろなので、上のほうは既にのびて、そこに着いた胎盤は落ち着くけど、下の口に近いところにつくと、まだまだこれから伸びるところなので、はがれやすいみたいです。
胎盤剥離がおきると、そこを唯一の栄養や酸素の供給源にしている赤ちゃんは死んでしまいます。
母体も、胎盤から常に大量の血液を送っているので、出血多量になり、命が危ないです。
- 分娩時の出血多量
2つ目の早期胎盤剥離をしなくても、出産時には胎盤ははがれます。
出産すると、普通は急速に子宮が縮み、同時にはがれた胎盤の傷は縮んだ分だけ小さくなって、出血を抑えます。
でも、子宮口付近についていると、そこは風船の口と一緒で、しぼんだときも、一番縮みにくい場所なので、出血がとまらず、オオゴトになることがあるのです。
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なので、万が一の早期胎盤剥離に備えて、出産予定の病院の近くにいたほうがいいし、おなかが張るようなら、入院したほうがいいし、なにより無理をしないで、胎盤剥離にならないように、気を付けないといけないそうです。
ちなみに、前置胎盤の原因は、過去の出産や、流産手術や中絶の傷跡、だそう。
だから、初妊娠の人には起こりにくいみたいです。
わたしは、去年の流産が原因だろうなーと思っています。
手術から半年で妊娠したので、身体は元気になったような気がしていたけど、子宮はまだ完全回復してなかったのかもしれませんね。
健診では、あかちゃんはすごく元気で、手をぐっぱーしたり、手の甲を吸っていたりしていました。
すでに、かわいいなあ。なんて思ったりしています。
あと2か月。
先生にはできるだけ長くおなかにいれておいたほうがいいから、がんばって。と言われたので、もうしばらくおとなしくしていようと思います。
・・・・・ひまだけど。
ではでは。
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