何度か書いているけれど、私は三重県の伊勢市出身です。
そして今、里帰り出産で、伊勢の実家に帰ってきています。
なんでもおいしい、食欲旺盛の妊娠後期。
よく食べ、順調に体重も増えていて、8か月現在、8キロ増。
身体が重いです。
家にいると、いただきものだったり、買ってきたりして、いろんな伊勢の銘菓を食べる機会があるので、伊勢=赤福だと思ってらっしゃる方のために、少しご紹介しようと思います。
お正月に初詣に行ったから、お正月前に書いてくれればよかったのに!!!という方もみえるかも、ですが・・。すみません。
でも激込みの時期が終わって、ゆっくりお伊勢さんにいくには、今はとってもいい時期ですよ。
冬の凛とした空気の冷たさの中、お伊勢さんの荘厳な雰囲気を感じるのは、やっぱり格別ですから。
とはいえ、赤福は外せない。
伊勢神宮の目の前に並ぶ、おはらい町、という通りに本店がある、赤福。
食べたことない人、いるのかしら。嫌いな人は・・・いると思います。
子どものころはあんまり好きじゃなくて、この良さがわからなかったけど、大人になった今、しみじみおいしいなあ。と思います。
お店ではほうじ茶と一緒に出してもらえるのですが、そのほうじ茶と相性が抜群で、家で食べる時もつい、ほうじ茶ほうじ茶、と思ってしまいます。
でも、この赤福。
お店に行けば、夏は「赤福氷」という、暑いときにはたまらないものを出しているのです。抹茶シロップに、冷えても固くならない白玉と餡子。甘いけど、甘すぎない絶妙のかき氷。
冬は「赤福善哉」があって、これまたほっこり。あったまります。
そして、毎月1日には「朔日餅」っていうのがあって、季節のお餅が売り出されます。
朝から並ぶ人も多く、あっという間に売り切れるそうです。
毎月あるけれど、1日にしか売っていないので、地元の人では、毎月買いに行って親戚やお世話になっている人に配っている、という話もちょこちょこ聞きます。
母が小さいころは、母の叔父が毎月持ってきたといっていました。
毎月適当に変わるわけではなく、何月はなに、と決まっていて、毎年同じものです。
例えば、2月は「立春大吉餅」という豆餅です。
6月は「麦手餅という麦のお餅。麦粉というお湯に溶かして飲むやつもついていたような。
私もコンプリートしていないので、手元にこれぐらいしか写真がありませんでした。
あれ、赤福だけじゃないよ、といおうと思ったんですが、赤福だけでけっこう語ってしまったわ。
ということで、他のお菓子はまた、後日。
ではでは。