最近、急に寒くなってきましたね。
今日はそんな寒い季節にぴったりのお話を。
ベッドルームは女の巣
女性は自分の巣を守りたい、と本能的に思うものだ、ときいたことがあります。
外に出て戦いたい男性と、自分の巣を守りたい女性。
かなりアクティブなほうだったわたしも、年齢を重ねて、子どもができたりしたからでしょうか、女の本能が目覚めてきたみたいで、昔みたいにあちこち遊びに行きたい!!という気持ちよりも、家でゆっくり過ごしたいな。と思うことが増えました。
となると、家をもっと快適にしたい!と思うのは自然な流れ。
最近は今までに増して、インテリアに興味があります。
特に寒い季節は、ベッドはあったかくて幸せな、特別な場所。
毎年、ベッドに入ると、このままちょっと冬眠させてくれないかなーーとか思っちゃいます。
まさにベッドルームは、ほんとうにほっとする、私の「巣」です。
数回分の旅行費で、すてきなベッドルームが作れるというアイディア
10年前に買った、「シンプル&ラグジュアリーに暮らす」という本が衝撃的で、ときどき読み直したりしています。
なんと、家に2つのベッドルームをもっている著者の木村さん。
ウイークデー用のベッドルームと、休日用のベッドルームがあるそうです。
とはいえ、豪邸に住んでいるわけではなく、個室とLDKをベッドルームにしているんです。
旅行に行ってたった数日間、素敵なホテルに泊まってリフレッシュするなら、旅行を数回我慢して、その費用で、素敵なベッドルームを家につくってしまって、毎日リフレッシュできるようにする方がいい、とおっしゃっていて、そんなこと考えもしなかったけど、ほんとにそうだな、と納得してしまいました。
この本に出てくるベッドルームはほんとうにどれもため息が出るくらい素敵で、読み進むうちに、私もそんなベッドルームが欲しくなりました。
本に影響されて、ベッドを買った10年前
この本を買った10年前、もちろん本に影響されました。
そして、新しいベッド&ベッドパッドとマットレス、そしてリネンカバーを買いました。
ベッドとベッドパッドは無印で。
マットレスは、楽天のお店で。電話でいろいろ相談に乗ってもらって注文しました。
【国産マットレス・ベッドの専門店】ウィ・love・ベッド《夢工場》
主人と私は体重が倍ほども違うのですが、それでも両方が気持ちよく眠れるマットレスを親身に選んでいただいた覚えがあります。
ベッドカバーは、柔らかなフレンチリネンのものを扱っているGalerie212さんで。
とてもとても気持ちが良くて、破れるまで使い、以来、リネンが大好きになりました。
あれから、10年。
毎日7時間ほどを過ごす、我が家のベッドは、奮発した甲斐あってめちゃくちゃ快適です。
ふかふかの羽根布団で極上のリラックスタイムを過ごしたい
とはいえ、そろそろ10年。
新しい家族も増えて、ダブルベッドひとつでは厳しくなり、そろそろ買い替えを検討しなければいけなくなりました。
そして、今回どうしてもこだわりたいのは、10年前にまだ新しくて新調しなかった「羽根布団」です!!!
羽根布団って、寿命は10年くらいなんだそうなので、うちのはもう限界なのです。
前述の本や、ネット情報をもとに、羽毛布団を買うためにいろいろ調べてみました。
ハンドピック(手摘み)のダウンで、シングルサイズだったら、ダウン重量は1100g以上のもの、というのは譲れないところです。
ハンドピックゆえ、100%というのはあまりなく、95~97%くらいまでが限界値のようです。
そして、柄の入ったカバーで中をごまかしているものもあるので、ちゃんと中身が確認できる真っ白な綿素材の布団であることも大事です。
ときどき見かける、芯がある羽毛は、ダウンではなく、フェザーといい、本来廃棄すべきもの。
重くて保温力もなく、羽毛布団には不向きなので、値段が安くても、絶対買ってはいけないものなんだそうです。
そして、同じダウンでも、何のダウンか、というのも大事です。
いろいろ調べたところ、きちんとした羽毛布団は「ダック(あひる)」または「グース(がちょう)」という水鳥の胸毛を使っています。
グースの方がダックよりも大きな鳥なので、ダウンボールというタンポポの綿毛のような球状の水鳥の胸毛が大きいので、より多くの空気を含むので、温かく、柔らかいので、高級です。
とくに、マザーグースという大きく成長したグースの胸毛は、さらに大きく、価値があるんだそうです。
もっというと、フランス産、ポーランド産、ハンガリー産など、産地でも違いがあります。
本当の最高級、というのは、アイスランドのアイダーダックという天然記念物の物ですが、数百万とかするので、ちょっと手が出ません。
なんとか手が届くのは、ポーランド産やハンガリー産です。
どちらも極寒の地なので、羽毛が良く育ちますし、両国とも、国のプロジェクトとして高品質な羽毛を生産するための研究がされているそうです。
で、まとめると・・・・
- マザーグースの羽毛95%以上
- ハンドピック
- ポーランドまたはハンガリー産
- シングルで1100g以上の羽毛量
- 綿素材で真っ白なカバー
というところでしょうか。
大手布団メーカーに行けば、数十万はすると思うので、ネットで探して探して探して、かなりお値打ちなのを見つけました。
じゃじゃーん!!
上下の違いは羽毛量。
1.2kgと1.5kgです。寒い地域にお住まいなら1.5kgでぬくぬくもいいかも。
たぶん、探してもこのクオリティで、これ以上お値打ちなのにはなかなか出会えないと思います。
正直なんでもいいと思ったら、3000円で掛布団が買える時代だけれど、人生の3分の1を過ごすベッドと布団、多少の投資はアリ、ですよね。
身体をしっかりリラックスさせて、毎日、心も体も健康で暮らすために、いい睡眠に勝るものはないと思います。
寒い冬が来る前に、早めに準備して、今年の冬はノーストレスであったかく巣ごもりすることにしますw
ではでは。
▼▼▼冬に、ほんもののチョコレートを▼▼▼
▼▼▼羽毛布団の前後は、マシュマロケットが大活躍です▼▼▼
▼▼▼冬はTHE日本の冬ってかんじの半纏を愛用しています。▼▼▼