ちわさんぽ at Malaysia Kuala Lumpur

マレーシアでSIMPLE RICHな生活

母から教わった、ネントレより大事なこと

赤ちゃんが生まれる前に、たくさんの本を読んだのですが、そのなかでもこれ、やってみたい!と思ったのが、ジーナ式、と言われるネントレ、ねんねトレーニングの本でした。

 

母からあなたはほんとに寝なくて大変だった、と聞かされていたので、きっと我が子もにたような感じになるんじゃないかと、けっこうビビっていたのです。

 
赤ちゃんが泣かずに寝てくれて、起きてる時はご機嫌さんだなんて、素敵!とも思ったし。
 
でも、ここ2ヵ月、育児をしてきて、私はネントレを辞めました。
 
まず、赤ちゃんは機械じゃないんだから、そんな思った通り寝てくれたり、起きていてくれたり、ミルクを飲んでくれたりしない、っていうこと。
思ったようにいかなくて、ちょっとイライラしてしまったり。 

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 まあ、本で言えばここを乗り越えたら、楽になるよ!っていうことかもしれないけど、私はもっと赤ちゃんを信じよう!と思ったのです。

 
人の身体は、きっと自分が思うよりもうまくできている。
赤ちゃんが泣くと、不思議と胸がツーンと痛くなって、お乳が張ってくるし、飲めば飲むほどお乳がでるようになるというし、ママがストレスを感じていると、赤ちゃんは泣くようになるし。
 
だから、今は赤ちゃんをよく見て、ミルクが欲しいタイミングはちゃんとあげ、眠たいタイミングで寝かせ、いっぱい抱っこしてあげればいいんじゃないかと。
 
一生懸命タイムスケジュール通りにしようとしてる私を見て、母に言われたのです。
「今は、何より大切なことは、赤ちゃんとあなたの関係をつくることよ」と。
 
そう。
わたしと赤ちゃんの関係は、おなかの中に長くいたとはいえ、今、始まったばかり。
ママは呼べばいつでも助けてくれて、全力で大切にしてくれる存在なんだ、と教えてあげることこそ、今、一番大切なことで。
生活のリズムを付けることとか、夜、泣かせないこととか、ママが楽することとか、そんなことはぜんぶぜんぶ、二の次だな、と思うのです。
 
もちろん、泣くのがストレスすぎて、ママが笑顔で対応できないのなら、それは何とかしなきゃいけないんだけど、まだ余裕があるのなら、ネントレは一番大事なことじゃない。
 
だから、ネントレでは禁止の、おなかの上にのせて寝かせたり、添い乳をして寝かせたりして、幸せそうな顔で眠る娘と、幸せな時間を楽しむことにしました。
 
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授乳した後、抱っこしたまま、眠っている娘を気が済むまで、抱いたままにしているのは、私の毎日の楽しみ。
あったかくて、かわいくて。
身体のすべてを私に預けて、安心して眠っている様子に、これからずっとこの子の幸せを守ってあげなければ、と思えて、ひとり涙することも。
 
今、すっかりネントレのことは忘れて、育児が楽しくなりつつあります。
こうやって母も私を育ててくれたのかな。
なんて、思いながら。
 
30代最後に産んだ遅がけの子がだからこそ、ちょっと気持ちの余裕をもって育児できるのかな、とも思います。
そのかわり、体力は全然余裕ないけど。
 
さて、ゴールデンウィーク始まりましたね。
実家に行こうかと思ったけど、渋滞情報に、もう家でゆっくりしようかと思えてきました。
たまには主人と家でゆっくりするのもいいかな。なんて。
 
皆さんも楽しいお休みをお過ごしくださいね!
ではでは